2018年1月18日木曜日

Philip K. Dick's Electric Dreams - Impossible Planet を観て

『高い城の男』や映画『ブレードランナー』の原作者として有名なSF作家フィリップ・K・ディックの短編小説を原案とするこのミニシリーズ(邦題もそのまま『フィリップ・K・ディックのエレクトリック・ドリームズ』)、イギリスで2017年に制作・放映されましたが、日本でもアマゾンで見られるんですねえ。


(↑画像をクリックするとアマゾンのページに飛びます)

カナダでは Space というケーブルチャンネルで去年から放送していますが、アメリカ・日本では先週からアマゾンがストリーミングを開始したみたいです。帰国時に時間があったら日本語字幕で見てみたい。

私は Space で録画したのを少しずつ観ているんですが、Impossible Planet(邦題『ありえざる星』)を観た時点でどうしてもメモっときたいことが出てきてブログ書いてます。

実は書きたいことはドラマの内容には全然関係ないので、ドラマの感想やネタバレを知りたい方は、途中をすっ飛ばしちゃってください。<ネタバレ注意>以降が、少しですが感想になります。



このエピソードに登場するおばあさんが、ただのおばあさんに見えなくて…もしかして本当は若い女優さんが老けメイクしてるの?と調べてみたら…



現在73歳の正真正銘のおばあさま(?)、ジェラルディン・チャップリンでした。

チャップリンファンなら周知のことなのかもしれませんが、私は初めて知った事実…チャップリンの娘さんも、そしてその娘であるチャップリンのお孫さんも女優だったんですね!

しかも、ジェラルディンの娘さん、ウーナ・チャップリンというのが、『ゲーム・オブ・スローンズ』に出演していたという。だれ?!?!と調べてビックリ!

あのエキゾティックなタリサだというではないですかー。

ゲーム・オブ・スローンズのネタバレになるので詳細は省きますが、シーズン2で初登場したキャラ。この記事この記事で彼女について触れてます。

また、この動画 ↓ の1分過ぎたくらいのところで出てくる人です


(なんかアジア人っぽさまで感じてましたが、そういうわけではなかったのね)

ゲーム・オブ・スローンズでは不思議なアクセントで話す人だったけど、アメリカ生まれの母親とチリ人の父親のもと、ヨーロッパで生まれ育っていて、Wikiにも「スペイン人」として載っています。

彼女がまさかチャップリンのお孫さんだったとは…びっくり!

そんなわけで、びっくりのあまり Impossible Planet を観終わったあと書いてるわけですが、このエピソードそのものは…ううむ、つまらないわけでは断じてないけど、


<ネタバレ注意>


終わり方があまりに不可解で、「そこで終わっちゃうのおおお?」という不満が多少残ってしまいました。

ノートンとイルマは酸素不足で錯乱して幻影を見てるだけなのか、あるいは最後のシーンは死後の世界なのか…?

そもそもイルマの持っていた「両親の写真」に写る父親がノートンとウリふたつって、どういう意味があるの?イルマが「母親」というわけじゃないだろうから、ノートンにキスしたってことは、まるで父親にキスしてるみたいなもんだし、よくわからなかった。

そこらへんあまり深く突っ込まずに「気分で」見るべきなのかもしれないけども。

いったいどう解釈していいのかわからず、原作を読んでみたくなります。

このシリーズの原作はみんな、いつかきっと読みたい!

Posted on Thursday, January 18, 2018

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